表参道エリアは、東京の中でも最新トレンドを発信する街として高い評価を受けています。美容・ファッション・ライフスタイル系ブランドが集まり、来場者の感度も高いため、複数ブランドが合同で展示会を開催する場として非常に適したロケーションです。特に「展示会場 東京」としての表参道エリアは、ビジネスとクリエイティブの両立ができる稀有な環境が整っています。
本記事では、複数ブランドによる合同展示会を 表参道で成功させるための準備・企画・運営方法 を、実例やノウハウとともに詳しく解説します。イベント初心者から経験豊富なブランド担当者まで、実務に活かせる形でまとめています。
合同展示会の魅力と集客効果
合同展示会には、単独開催にはない圧倒的なメリットがあります。ブランド同士の協力関係や来場者の多様性を生み出すため、東京の展示会場選びにおいても人気の高い手法です。
1. 多様なターゲット層を一度に集客できる
合同展示会では複数のブランドが参加するため、それぞれが独自のファンや顧客層を呼び込みます。
これにより、
✔ 新規顧客の獲得
✔ ブランド同士の顧客シェア
✔ 「他ブランドを目当てに来た人」による相乗効果
が期待できます。
表参道は元々、ファッション・美容・アートなど多ジャンルに強いエリアのため、幅広い層が自然と集まる土地柄があります。この地域特性と合同展示会のメリットが掛け合わさることで、単独開催の2倍以上の集客効果が見込めるケースも珍しくありません。
2. 費用負担を分散でき、ハイクオリティな演出が可能に
展示会の課題としてよく挙げられるのが「会場費・設営費・人件費などのコスト」です。
合同展示会では複数ブランドで費用を分担できるため、
✔ より広い会場を借りられる
✔ 豪華な装飾が可能
✔ 広告・PRに予算を使える
など、クオリティを高めやすい特徴があります。
表参道の展示会場は“ブランドイメージを高められる空間”が多い分、一定の費用がかかる場合もあります。しかし合同開催であれば、無理なく理想のクオリティに近づけることができます。
3. 来場者動線が多様になり滞在時間が長くなる
複数ブランドが参加する展示会では、来場者が複数のブースを周るため自然と滞在時間が伸びます。
滞在時間が伸びると、購買率・体験率・記憶への定着が高まり、結果としてブランドへの好意度が向上します。
SNS投稿やUGC(ユーザー生成コンテンツ)の増加にも繋がりやすく、展示会後も継続的に集客効果を得られます。
4. ブランド同士のコラボレーションが生まれる
合同展示会の魅力は、単なる“共同開催”だけではありません。
参加ブランド同士の
-
コラボ商品
-
コラボコンテンツ
-
共同キャンペーン
-
共同フォトブース
-
インフルエンサー共同施策
など、相乗効果を生むための施策が自然に生まれます。
展示会後にも継続的なコラボが生まれやすく、中長期的なマーケティングに繋がるケースも多くあります。
会場選びのチェックポイント
表参道で合同展示会を開催する際には、通常の展示会とは異なる視点で会場を選ぶ必要があります。
複数ブランドが同時にブースを設置するため、動線設計・設備・搬入出のしやすさなど、細かい条件をチェックすることで成功率が大きく変わります。
1. 動線設計がしやすい間取りか
合同展示会では、来場者の動線が最重要です。
動線を誤ると、
-
入り口が詰まる
-
人気ブースに人が集中して混雑
-
一部のブランドに来場者が流れない
などの問題が発生します。
表参道の展示会場の多くは長方形・正方形のフロア構成で、動線設計がしやすいものの、
✔ 入り口からどのブランドが見えるか
✔ 一方通行導線にできるか
✔ 試着・体験ブースと撮影ブースを切り分けられるか
✔ 受付と物販の距離感
などは必ず現地で確認すべきポイントです。
2. ブース配置の自由度とスペース割り
合同展示会では各ブランドの主張が強くなるため、
公平性 × 世界観表現 × 見やすさ
を両立する必要があります。
チェックポイントは以下の通りです:
-
各ブランドのブースサイズが確保できるか
-
会場全体を見渡せるか
-
写真映えスポットを共有するか個別に設けるか
-
“中央に人気ブランドを置く”など戦略的配置が可能か
特に表参道の展示会場は白基調・シンプルな空間が多いため、ブランドカラーを活かした演出がしやすく、合同展示会に向いています。
3. 搬入出のしやすさ — 合同展示会では必須条件
合同展示会では什器・商品量が通常より多くなりがちです。
搬入動線が悪いと、当日の進行に大きな影響が出るため、以下は必ず確認しましょう:
-
会場の搬入口の位置・サイズ
-
車両を停められるか
-
エレベーターの有無
-
2F・地下の場合の搬入動線
-
什器の搬入時間制限
特に表参道エリアは道路が狭い場所もあるため、搬入のしやすさは最重視ポイントになります。
4. 設備の充実度(電源・Wi-Fi・照明)
合同展示会では、ブランド数が増えるほど設備需要も増えます。
✔ 電源タップの数
✔ 照明調整の可否
✔ モニター設置スペース
✔ 什器固定の可否
✔ Wi-Fiの強度
これらが不十分な会場だと、当日トラブルが起きやすいため要注意です。
成功事例|SPOT Tokyo Exhibition の取り組み
SPOT Tokyo Exhibition は、複数ブランド合同展示会の成功事例としてよく取り上げられるイベントです。
表参道・渋谷・青山エリアでの開催が多く、ブランド同士のコラボレーションやストーリー設計の巧みさでSNSを中心に大きな話題を集めています。
1. 世界観を共有することで“統一感”を演出
SPOT Tokyo Exhibition では、参加ブランド同士の世界観の統一を非常に重視しています。
-
カラーパレットの統一
-
会場内の照明トーン統一
-
各ブースの什器高さを揃える
-
メインビジュアルを共同制作する
これにより、展示会全体がひとつのブランドのように見えるため、来場者の没入度が高くなり、SNS投稿も統一された美しいビジュアルとなります。
2. ブランド間コラボレーションの仕組みが巧み
例えば以下のようなコラボが行われます:
-
共同フォトブース
-
コラボ限定アイテム
-
インフルエンサー共同ライブ配信
-
コラボギフトバッグの配布
-
スタンプラリー形式の回遊施策
合同展示会の強みを最大化するための仕組みを、戦略的に取り入れているのが特徴です。
3. 会場選びが「動線 × 世界観 × SNS映え」に最適化されている
SPOT Tokyo Exhibition の会場選びには共通点があります:
-
白基調でミニマル
-
動線が直感的で迷わない
-
天井高が十分
-
各ブースの“主張バランス”が保てる
-
表参道からのアクセスが良い
実はこれらの条件は、合同展示会を成功させる黄金パターンであり、どのブランドにも応用できます。
House of OMOTESANDO で合同展示会を行うメリット
表参道の展示会場の中でも、合同展示会に最適な空間として評価が高いのが House of OMOTESANDO です。
「展示会場 東京」の中でも、特に 世界観構築 × SNS映え × 動線設計 がしやすい会場として多くのブランドが利用しています。
→ Sky Hall / White Hall / Lounge
→ シーン一覧
→ FAQ
→ お問い合わせ
1. 3フロア構成でブランド数に応じた柔軟なレイアウトが可能
House of OMOTESANDO は複数のフロアがあり、
-
フロアをブランドカテゴリごとに分ける
-
人気ブランドを2Fに配置し動線を調整する
-
1Fを受付・フォトスポットにして世界観を統一
など、合同展示会に適した空間使いができます。
2. 白基調の空間で“ブランドの色”を美しく表現できる
合同展示会はブランド数が多いため、個性を表現しながらも統一感を保つ必要があります。
白基調の空間であれば、
✔ ブランドカラーが映える
✔ 世界観を壊さない
✔ 写真映え・動画映えがしやすい
ため、合同展示会との相性が非常に良いのが特徴です。
3. 表参道駅からのアクセスが抜群で来場しやすい
合同展示会では「来場しやすさ」が集客の生命線です。
House of OMOTESANDO は表参道駅からの動線が非常に良いため、初めての来場者でも迷いません。
アクセスの良さは、
-
商談数の増加
-
来場率向上
-
インフルエンサー参加率増
などに直結するため、非常に重要なポイントです。
4. 搬入出がしやすい構造で短時間設営に強い
合同展示会は什器量が多く、設営時間も限られがちです。
House of OMOTESANDO は搬入動線や設営サポートが整っているため、
✔ 複数ブランドの同時搬入
✔ タイトな設営スケジュール
✔ 大型什器の搬入
などに耐えられる構造になっています。
5. SNS映えする会場設計で拡散力が高い
白+直線的な空間は、
-
コスメ
-
アパレル
-
アクセサリー
-
バック
など、どのブランドでも“映える”写真が撮れるため、UGCが自然と増えます。
合同展示会ではSNSでの拡散が大きな集客要因となるため、この強みは非常に大きいといえます。
まとめ|表参道で複数ブランド合同展示会を成功させるポイント
✔ 表参道は「展示会場 東京」の中でも合同展示会と相性が抜群
✔ 動線設計・ブース配置・設備が成功のカギ
✔ SPOT Tokyo Exhibition のように“世界観共有”が成功要因
✔ House of OMOTESANDO は合同展示会に最適な空間と立地
合同展示会は単独開催では得られないメリットが多く、表参道という土地のブランド力を最大限に活かしたマーケティング施策として非常に効果的です。
【本記事の執筆者】
⼩⽥ 克⽂(株式会社Plus One 代表取締役・パーティーアドバイザー)

《略歴》
⼭⼝県出身。福岡の中村学園⼤学を卒業
保育士や一部上場会社グループ会社で営業を経験
2007年8月 ブライダル⼤⼿Plan・Do・See8年勤務
2015年8⽉ 株式会社Plus One設⽴
2019年9⽉ 検索サイト「Speedy」ローンチ
2021年4⽉ 東京都パーティーアドバイザー就任
2022年1月 文化庁パーティーアドバイザー就任
2022年4⽉ 観光庁パーティーアドバイザー就任
2023年4月 観光庁観光促進専門家登録
2024年6月 観光庁地域周遊長期滞在促進専門家登録
2024年8月 House of OMOTESANDOオープン






